Fairphone 3の分解

Step 1

内側の美しさは大切ですが、この内側を覗く前に、このスマートフォンのスペックを見てみましょう。

Step 2

Fairphoneのモデルラインを並べました。(旧モデルは左、最新モデルは右)

Step 3

まずは単純にバックカバーを外します。ツールは不要です。

Step 4

バッテリー の取り出しは、Android 9と同じぐらい簡単です。下側のノッチを使って持ち上げるだけです。

Step 5

Fairphoneは前モデル以降、便利なディスプレイのロック機構を廃止しました。代わりに、標準#00プラスネジを採用しています。

Step 6

Fairphone 2のモジュールには全て、ポゴピン用コネクタが付けられていましたが、Fairphone 3のモジュールはアクセスしやすい、標準のプレスフィットタイプのソケットに替わりました。

Step 7

Fairphone 3はこれらのモジュールが搭載されています。

Step 8

モジュールを外すだけでは、物足りません。T5トルクスネジ用ドライバーと開口ピックを取り出して、さらに深いレベルまで分解します。

Step 9

マザーボードを取り出すと、接点バネが沢山付けられています。この接点バネは指紋センサー、音量と電源ボタン、数本のアンテナに繋がっています。

Step 10

マザーボード表側に搭載されたチップです。

Step 11

Fairphone 3の分解は以上です。個別のコンポーネントやネジまで解体できました。この分解は上出来です。

Step 12 — 分解を終えて

Fairphone 3のリペアビリティのスコアは10点満点中10点です。(10点が最も修理しやすい指標）